ニュースリリース

─2005年10月14日 徳島新聞記事─

ビジネス支援賞
天然素材で免疫力向上

大賞
徳島文理大大学院  杣源一郎教授

徳島文理大学大学院の杣源一郎教授は産学官の連携で、自然免疫力を活性化させる天然物素材を使った家畜・水産養殖用飼料の開発を進めている。食の安心安全への関心が高まる中、抗生・化学物質に頼らず感染症防除や健康維持を図るのが狙い。将来的には、人間の医療品や食品への応用を進める考えだ。

素材は生物の免疫細胞「マクロファージ」を活性化させ、免疫力を高めるとされる「小麦共生細菌由来糖脂質」。1991年に杣教授らが発見したもので、量産化の見通しも立てた。

飼料の開発は、ブロイラー、ブタ、アユを対象に、県内からは鶏肉加工の貞光食糧工業(つるぎ町)、アユ養殖の土佐野養魚場(阿南市)、県立農林水産総合技術支援センターが参加。昨年12月に発酵抽出物が農林水産省から飼料原料として認可され、現在は2006年度までの本格出荷を目指して試験や試作品作りを進めている。

杣教授は「健康や食の安心安全は大切なテーマ。飼料にとどまらず多様な分野に発展させたい」と話している。

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