ひげ博士の最新免疫学講座

第7回 貪食の話(2009年6月 No.7より)

ひげ博士さて、皆さんこんにちは。
自然免疫で中心的な働きをするマクロファージは、体の中で動き回っており、バクテリアやウイルスなどのばい菌を食べてしまう、体を守る細胞というのはご存じですな。脳、皮膚、肺、肝臓、筋肉、腸、骨などからだのすべての場所にいる免疫細胞はマクロファージだけじゃ。どうしてですかって? ほほ、いい質問じゃのう。それは、細胞は死んでいき、そして新しい細胞が生まれてくる訳じゃが、死んだ細胞はというと、体に不要なもの、すなわち異物になる。体から除かなければ、新しい細胞が生まれてこないんじゃ。そんな、死んだ細胞もせっせマクロファージは食べておる。だから、細胞がいるところマクロファージありきなんじゃ。それだけではないぞよ。日々生まれるがん細胞もマクロファージが異物として食べておる。マクロファージにしっかり働いてもらって健康を維持できるんじゃ。

 

出典:特定非営利活動法人環瀬戸内自然免疫ネットワーク発行ニュースレター

 

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