むくみとLPSの関係を徹底解明!

むくみとは、血管の外の細胞と細胞の間を満たしている水分(これを間質液といいます)が過多になっている状態です。

間質液の調節はリンパ管が行っています。癌の手術でリンパ節を取り除くと、リンパ管の近くの手足がむくんでしまうのは、リンパ管の流れが滞ってしまうからです。そのため、むくみを解消するにはリンパ管の流れを良くすることが重要です。

 

リンパ管は、毛細血管と同じように必要なところに新しく作られます。リンパ管を作るのに一役買っているのがマクロファージという細胞です。マクロファージは、血管内皮増殖因子-C(VEGF-C: Vascular Endothelial Growth Factor-C)という因子を分泌して、リンパ管の新生を助けています。

 

 

このマクロファージを活性化するサポートをしているのがリポポリサッカライド(LPS)

 

 

LPSを摂取することによって、マクロファージの働きが活発になり、必要なところに新しくリンパ管が作られて間質液の流れが良くなります。すなわち、LPSはむくみの解消に役立つと言うわけです。LPSの摂取とマッサージを組み合わせるとさらに有効です。

 

ところで、むくみは病気の予兆の場合もあります。下記のような症状がひどい場合には、健康診断を受けるのが良いでしょう。

・腎臓に異常があって水分の排泄が悪い場合

・心臓に異常があるか運動をしないために血液の流れが悪い場合

・肝臓に異常があるか栄養失調のため、血管内で水分を保持する役割のアルブミンが不足している場合 など

 

健康維持に欠かせないLPSを補給しよう

LPSは土の中などに存在するため、野菜や穀物、海藻類などに豊富に含まれています。しかし、農薬などによって細菌が取り除かれるとLPSも少なくなってしまうため、近年食事から取り入れられるLPSはどんどん低下していると言われています。そのため、サプリメントを利用したり、肌への効果を期待する場合は化粧品などを利用したりするのがおすすめです。

LPS活用事例
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