■試験概要

サンプルからLPSを抽出し、リムルス法（比色法、濁度法）により測定します。水、細菌、土壌、野菜・穀類、食品、血液などを測定対象とできます。
尚、パントエア アグロメランスのLPS（IP-PA1）については、特異的モノクローナル抗体を用いたELISAにより測定します。

■実施例

※各種生薬中のLPS含量をエンドスペシーキットによるリムルス法で測定した。
※Homeostasis as regulated by activated macrophage. II. LPS of plant origin other than wheat flour and their concomitant bacteria
Hiroyuki Inagawa, Takashi Nishizawa, Daisuke Tsukioka, Takuya Suda, Yuko Chiba, Takafumi Okutomi, Akinobu Morikawa, Gen-Ichiro Soma, and Den’ichi Mizuno.
Chem. Pharm Bull. 40 (4): 994-997 (1992) から抜粋

■納期

検体をお預かりしてから1か月が納期の目安です。

■注意事項

• 感染性を有するものや疑いのあるものはお知らせください。
• 前処理（抽出等）が必要な場合はご相談願います。
• 脂溶性の物質や界面活性剤が共存している場合には、測定できない場合があります。
• 検体中に、リムルス反応を阻害する物質がある場合は、それらを確認する試験も行えます。