腸管上皮細胞の健常性を評価する指標として、ご依頼いただいた血清や腸管組織細胞より、サンプル中の消化管ホルモン活性(グレリン、GLP-1,GLP-2等)をELISA法にて測定します。
グレリンは胃から産生されるペプチドホルモンで、下垂体に働き成長ホルモン (GH) 分泌を促進し、また視床下部に働いて食欲を増進させる働きを持ちます。
GLP-1は、小腸にあるL細胞から食後に分泌されるインクレチン(すい臓からインスリン分泌を促進する)の一つで、グルコースのホメオスタシスの制御に影響を及ぼしています。脳の多くの部位にGLP-1 受容体が発現し,摂食抑制や消化管運動,糖代謝,自律神経の調節に作用しています。
GLP-2もL細胞から分泌されるペプチドです。腸管上皮細胞のホメオスタシスの制御に関与し、小腸粘膜増殖・消化吸収の促進・粘膜バリアの維持など多彩な作用で腸管機能の恒常性に寄与し,これらのペプチドの解析は、摂食調節機構や消化管の健全性の検討に役立ちます。
Cortisol、Estradiol、Progesterone、Melatonin、Testosterone、DHEA、Oxytocin、α-Amylase、IL-1β、C-Reactive Protein、Chromogranin A、IL-6、Total Protein
キット、検体受領後2~4週間程度
自然免疫応用技研株式会社
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