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細胞試験

貪食能(自然免疫活性)

■試験概要
  • マクロファージ細胞株の培養液中に、検体を添加して細胞を培養します(被験物質処理)。
  • 細胞を回収し、蛍光ラテックスビーズを加えて培養します(貪食処理)。
  • カルチャースライドを用いて、細胞の貪食像の写真撮影も可能です。
■実施例
マウス単球細胞株を使用した貪食能評価

※左上:ラテックスビーズを貪食した細胞像(ラテックスビーズを貪食させた後、洗浄・ギムザ染色した。矢印はビーズ)
※左下:フローサイトメーターでの測定(ビーズを取り込んだ細胞のピーク)
※右:LPS処理の細胞の貪食能のグラフ(貪食した細胞数の割合(%)を示した)

■納期

細胞、検体、試薬が揃ってから1か月が目安です。

■注意事項
  • 検体は培養液に添加して試験しますので、無菌状態でご提供ください。
  • 検体自体が貪食される場合は、あらかじめ、予備試験を行う必要があります。
  • 細胞障害性を有する検体は、細胞障害性を調べる試験を一緒に行うことをお勧めします。
  • LPSを含む検体は、LPS含量を確認する試験を行った上、LPSの作用を抑制するポリミキシンB有無での測定を行うことをお勧めします。
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