キノコ由来のチロシナーゼ酵素を用い、ドーパを基質とし、ドーパキノンを経てメラニンが生成する反応系を測定に用います。反応系に濃度を変えて検体を添加し、メラニン生成量を指標として検体のチロシナーゼ阻害活性を評価します。
皮膚の色素細胞はメラニンを産生し、メラニンにより肌が着色します。メラニンは、チロシンから何段階かの代謝を経て合成されます。チロシナーゼはメラニン産生の重要なステップに働く酵素です。チロシナーゼの働きを阻害する物質はメラニン産生を抑制し、黒化を抑える働きがあり、美白材として有効であると考えられます。チロシナーゼの抑制作用は、美白作用の検討のひとつとして有用です。
※反応系にコウジ酸を添加し、キノコ由来のチロシナーゼ酵素によるドーパキノンの生成を測定した。
※n=3の平均とSDを表示、**:コントロールとの2群間のstudent’s-t-test、P<0.001
検体、試薬の準備が整ってから1か月が納期の目安です。
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