─2007年4月12日 徳島新聞記事─
文理大発ベンチャー核に
四経局など 新連携計画に認定
徳島文理大学の杣(そま)源一郎教授らの糖質バイオ研究グループが設立した大学発ベンチャー企業「自然免疫応用技研」(高松市)を中核とする連携体が、四国経財産業局などが認定する「新連携計画」に選ばれた。異業種の中小企業が連携した新たな需要開拓を支援するもので、徳島県関係ではこれまでに3件が認定されている。
取り組む事業は、バイオ技術により小麦から体内の免疫細胞を活性化させる物質を取り出し、免疫や自然治癒力を高める機能性食品を開発、製造、販売する内容で、中国四国農政局と連名での認定。
連携体は計九法人。県内関係では、製造・販売担当として野田ハニー食品工業(吉野川市)と徳島に拠点を持つアース・バイオケミカル(東京)、効果実証試験担当としてNPO法人・環瀬戸内自然免疫ネットワーク(徳島市)が参画している。
新連携計画は、2005年4月施行の中小企業新事業活動促進法に基づいて国が認定する。認定されれば補助金や融資の優遇措置があり、四国で認定されたのは今回分を含めて計16件となる。
自然免疫応用技研株式会社
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