─2017年4月19日 健康産業新聞─
自然免疫応用技研
自然免疫応用技研(株)(高松市林町)は、免疫のビタミンとして提案する『植物発酵LPS』を供給。同社は、食用植物に共生する安全なパントエア菌から独自の発酵製法でLPSを素材化し、機能性LPS(リポポリサッカライド)として開発提供する世界で唯一の企業として知られる。同社のLPSは動物実験、ヒト試験による豊富なエビデンスがあり、安全性試験も実施済み。微量で効果を発揮し、無色無臭のため配合剤としても適する。国内外で特許を取得しており、健康食品、化粧品の配合素材として採用商品は拡大している。
LPSは、漢方薬に共通して含まれる免疫活性化成分で、免疫活性化力は酵母・キノコのβ-グルカンや乳酸菌のペプチドグリカンの重量あたり1,000倍以上。
経口での免疫活性化のメカニズムは、口腔を含む消化管粘膜からカイロミクロンとして、またはM細胞経由で取り込まれたLPSが粘膜マクロファージを刺激。LPSは粘膜マクロファージのレセプターにキャッチされて、マクロファージの機能をアップ。免疫シグナルが伝達されて体の免疫力が向上する。マクロファージの活性化により、アレルギー性に傾いた免疫バランスも改善される。インフルエンザ予防の舌下ワクチンに配合することで従来注射型ワクチンより優れた効果を示す論文も出ている。
スキンケア向けには、肌免疫の活性化によるアンチエイジングの機能も期待。LPSは、両親媒性の構造により、角質の皮脂になじみ、表皮のケラチノサイト、ランゲルハンス細胞、Treg細胞に作用して肌本来の自然治癒力を高める。また表皮の免疫シグナルが真皮の線維芽細胞の増殖を促して肌のはり・つや・弾力を高める。
内閣府管轄の国プロジェクトであるSIP【戦略的イノベーション創造プログラム)でも、LPSの健康維持への効果の研究が組み込まれている。
自然免疫応用技研株式会社
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